いきてる。

何もない状態から始まる日々の軌跡。

生きることが辛い気がするのは、自分の中にある物差しがおかしいからなのでしょうか

 ただ生きたいだけなのに。

 ただ生きたくて生きることが、どうして、どうしてこんなに難しいんだろう。

 

 就職活動時期に残していた日記に、こんなことを書いていたみたいです。2月3日ということなので、就職活動時期の終盤ですね。卒業間近って時でしたか。

 

 就職活動を始めて1年以上経ったこの頃。

 

 正社員じゃないヤツは人間のクズ、生きている資格がない、なんてことを親も含めて世の人達はみんな言ってる(と思い込まされていた?)、アルバイトも落ちててなかなか踏み出せないクズ人間の私には、そんなの無理だって思って(今でも思ってる)、母からも「お前は絶対正社員になれない出来損ないだ、お前はもう生きていけない、産まなきゃよかった、今までの養育費を返せないようなら、死んでしまえ」みたいなことをずっと言われてて、ああもう、自分生きてちゃ駄目なんだ、死ななきゃ死ななきゃって思いつめてて手首も切りまくってた頃ですかね。うん、すごい長いなこの説明。

 それから色々あって、命からがらシェルターに逃げ込んだんでしたっけ。懐かしいなぁ。といっても、1年ぐらいしか経ってないんですね…w

 

 今は母から逃げて一人暮らし中、近いうちには群馬県へ移住することになるかもしれない私ですが、さて、私は生きていけるのでしょうか。正直わかりません。

 「正社員じゃないと生きれないなんて、そんなことないよ!」

 なんて声も聞くけど、20年以上母親や他人の顔色を窺いすぎて、自分を殺して、ずっと植えつけられたこの価値観と、世間のものさしがあまりにもでか過ぎて、自分が今何をしたいのかも全然分からなくて、「もう自由なんだよ。もう親の許可を得る必要も何もないんだよ」なんて思っても、右も左も分からない、もはや自分って何だろう?という感じで、本当に何もかも分からない状態。

 

 何かをやろうとするときに、脳裏に浮かぶ母親の顔はいつも怒っている。

 何かをやろうとするときに、頭の中に響く声はいつも反対している。

 

 「無理に決まってんだろ」

 「お前はダメだ」

 「絶対ダメだ。やめておけって」

 

 一人暮らしで自由になれたはずなのに、自由になれた気がしない。

 

 「お前は生きていけるはずがない」

 「お前には無理だ」

 「そんなんじゃ生きていけないぞ」

 「惨めなお前は生きる資格なんてない」

 

 誰なんだろう。 

 何なんだろう。

 

 生きることを難しくさせているのは。